大阪の秋の風物詩として定着している「御堂筋ランウェイ」と「大阪・光の饗宴」が、今年も華やかに開催された。御堂筋のメインストリートが1日限りの非日常空間へと姿を変え、エンターテインメントが繰り広げられた「御堂筋ランウェイ2024」、そして大阪の夜を幻想的に彩る「光の饗宴2024」。11月3日の開催日には、多くの観客が集まり、日本を代表するアーティストたちがパフォーマンスを披露する華やかなイベントが展開された。
御堂筋ランウェイ2024のオープニングを飾ったのは、アメリカのオーディション番組『America’s Got Talent』で注目を集めた世界的ダンスユニット「アバンギャルディ」。彼女らのダイナミックなパフォーマンスが御堂筋を熱気で包み込み、観客を一瞬で魅了した。300人の高校生とともに『アイドル』などを披露し、会場全体を活気づける華々しい幕開けとなった。
テーマの一つである「日本文化の発信」にふさわしいパフォーマンスとして、「祭ランウェイ」に登場した松平健の「マツケンサンバⅡ」。華麗な衣装をまとい、フロートに乗って1.1kmのランウェイを15分かけて巡る姿は壮観で、観客の心を強く引きつけた。ねぶた祭りや阿波踊りといった伝統的な祭りとともに日本の文化を鮮やかに描き出し、観衆からの歓喜が止まなかった。
JO1が御堂筋ランウェイ南端から登場し、モデル70名と共にランウェイを進むと沿道のファンが熱狂。メインステージに到達した彼らは「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)」を含む2曲を披露し、集まったファンを魅了した。JO1ならではのダイナミックなステージは、多くの来場者にとって最大のハイライトとなった。
東京ディズニーリゾートからスペシャルパレードとして「ジャンボリミッキー!」が登場。ミッキーと仲間たちがバスで御堂筋を行進し、沿道の子どもたちやファミリー層から笑顔がこぼれた。キッズダンサーたちとの共演で、御堂筋が一瞬にしてディズニーの夢の世界に包まれた。
御堂筋ランウェイの最後を飾ったのは、大阪出身の音楽デュオ、コブクロ。彼らは『轍-わだち-』、『桜』といった代表曲を歌い上げた。さらに大阪・関西万博のテーマソング『この地球(ほし)の続きを』も披露。大阪府知事や大阪市長も加わった「この地球(ほし)ダンス」により、イベントのフィナーレは一層華やかさを増した。
この日行われた「大阪・光の饗宴2024」開宴式には、スペシャルゲストとしてTravis Japanの松田元太が登壇。「ライオン・キング:ムファサ」タカ(のちのスカー)役の声優を務めたことで知られ、多くの観客から温かい歓声が送られた。式典では、「ライオン・キング:ムファサ」のオーディション秘話などを披露。松田のサプライズ登場は、観客にとって大きな喜びをもたらした。
「御堂筋ランウェイ2024」と「大阪・光の饗宴2024」は、日本を代表するエンターテイナーと日本各地の伝統文化、そして幻想的な夜景が融合した、大阪を象徴する特別なイベントであった。来場客は一日を通して非日常の世界に魅了され、また来年もここに足を運びたくなるような特別な思い出が刻まれたことだろう。
Photo Credit :[Ayaka Ozaki]
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