上田竜也:今回主演を務める舞台「After Life」(参照 公演レポート: After Life)は、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の脚本を手掛けたジャック・ソーンが脚本を担当、是枝裕和監督の映画「ワンダフルライフ」が原作。上田氏はKAT-TUNのメンバーで、音楽活動のみならず、ドラマ、舞台、バラエティ番組など幅広く活躍している。代表的な出演舞台は「ロミオとジュリエット」(2009年)、「冬眠する熊に添い寝してごらん」(2014年)、「青い瞳」(2015年)、「新世界ロマンスオーケストラ」(2017年)、「ポリティカルマザー ザ・コレオグラファーズ・カット」(2019年)、「Birdland」(2021年)等。毎週木曜TBS系「KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン」、月1回フジテレビ「何するカトゥーン?」にレギュラー出演中。また、「上田竜也のPirates Radio」が毎週土曜日bayfmにて放送中。
今回の舞台のオファーを受けられた時の率直な感想をお聞かせいただけますか?
台本もらってからの判断だったんで、台本読んで、死んだ後の話っていうのは割と自分が生きてる中で気になっていたところで。そういう ”If” の世界があることを演じるっていうのは面白そうだなと思ってやることにしました。
他の出演舞台と比較して特に印象的だった事はありますか?
それぞれやっぱり舞台によって稽古の仕方だったりとか共演者もちろん違うし空気感も違うので、今回は今回で色んな壁がありつつ、稽古やった感じかな。
死に対する考え等は変わりましたか?
変わってはないです、全然。元々持ってるものから変わってないですけど、こういう世界があったら一つの世界として素敵な話だなと思います。
リハーサルで苦労された点とそれをどう工夫されて乗り越えられたかお聞かせいただけますか?
単純に笑顔をキープするとか、接客業なので。来る死者たちをガイドする、案内をするっていうことで、いかに相手に相槌を打って気持ちよく喋らせるかとか、そういうことがこの人生の中で俺は受ける立場だったんで仕事上。経験がなかったので。やっぱり最初は〈思い出を話してもらう〉っていうことからスタートするので、どうしたら相手が喋りやすくなるのかとか。そういうことを一番最初の段階だとやっぱり怖いって言われてたんで、その聞き取り方が。だからそこを稽古で色々改善したって感じですね。
今回の作品の注目ポイントをお伝え頂けますか?
皆それぞれやっぱり人間なんで「死」っていうのはやってくるので、絶対的に考えること、自分だったらもしこの舞台を見て死んだ時に何を思い出として持っていくかなとか、そういうことは共有できる舞台だと思いますね。だからその興味がないとかあるとかいうよりも絶対に訪れることだから。何かしらそういう生きている人にメッセージを送れるような舞台だと思います。
海外のファンの皆さんにメッセージを頂けますか?
最近本当にライブだったりとか、そういう海外でやる機会がないのでちょっと残念なんですけどもね。本当に行ける機会があれば、また皆さんと顔を合わせてライブをしたいなと思っているんでね。是非、引き続き応援して頂けたらいいなと思います。
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