News on your favorite shows, specials & more!

公演レポート:RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 “Untitled'

錦戸亮、不動の人気でファンと過ごす38歳最後の夜

By: Nov. 13, 2023
公演レポート:RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 “Untitled'  Image
Get Access To Every Broadway Story

Unlock access to every one of the hundreds of articles published daily on BroadwayWorld by logging in with one click.




Existing user? Just click login.

錦戸亮:2000年CDデビュー。グループではドーム公演を100公演以上行い、2019年よりソロ活動開始、主宰レーベル「NOMAD RECORDS」を設立した。全ての作詞・作曲を手掛けた1stアルバム『NOMAD』は、オリコン週間アルバムチャート初登場1位を獲得。数々のドラマや映画では主演も務め、2023年にTBS制作Netflixシリーズドラマ「離婚しようよ」、NHKBS「家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった」に出演、2024年3月1日には日英合作映画「コットンテール」が全国で上映予定。また、10月23日より横浜を皮切りに6回目のソロライブツアー「FANCLUB LIVE 2023 ”Untitled”」が、全国6都市10公演で開催中。こちらでは錦戸氏39歳誕生日前夜(11月2日)に行われた大阪ライブの様子をお届けする。

オールスタンディングでびっしりと埋まったZepp Nambaのフロア。バンドメンバーのオープニング・ジャムが終わると、錦戸氏が上手から登場。ステージ中央に行き、グループ時代の曲「Your WURLITZER」でオープニングを飾った。熱のこもった歌唱で届けた「code」に続き、しっとりと披露したのは「スケアクロウ」。薄暗い照明が曲の世界観を引きたてる。オープニングトークでは、この日が38歳最後の日であることを明かし、ファンからの拍手と歓声が湧きおこった。

公演レポート:RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 “Untitled'  Image

Tokyoholic」が始まると、ステージの端から端へと観客を煽り、観席からは『Tokyo!』といった掛け声も飛び交った。アップテンポで手拍子が広がった「バナナジュース」に対し、「ハイボール」では赤い照明の中で歌う姿にうっとりとするファン。ハスキーボイスで「コノ世界ニサヨウナラ」を歌う影は、切なさが滲み出ていた。また、客席頭上がレーザーとスモークで水面の様に幻想的な雰囲気に包まれると、座って目を閉じながら語りかける様に「Half down」披露した。

MCに入り突如聞こえてきた天の声と共に、バンドの演奏と観客の歌声に合わせてバースデーケーキが登場。翌日39歳になる錦戸氏を祝福しようと、実の父親もテレビ電話で祝福のメッセージを伝えた。客席をバックにケーキとの記念撮影も行われ、ファンにとっても思い出に残る一幕に。

「ヒトメボレ」では下手から上手まで客席に笑顔で手を振り、手拍子を促した。続く「I’m Osakan」の歌詞には、大阪出身の彼らしく散りばめられた”知らんけど”などの大阪弁が印象に残る。「ホンキートンクラプソディ」を歌う額は、力強さで汗が滲んでいた。観客が音楽に合わせ手を左右に振る「ラストノート」では、会場全体が楽しさで溢れ、気が付くと筆者の体もリズムに乗って揺れていた。

公演レポート:RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 “Untitled'  Image

締めの言葉に続け、新曲「ロードムービー」を優しく歌い上げる。観客と名残惜しそうに手を振り合い、アンコール曲終わりに天高く拳を上げ締めくった。

錦戸氏の気取らずフランクでファンを思う姿勢は、ファンとの会話からも伝わってくる。随時客席から湧き起こる歓声、笑い、力強い拍手が彼の不動の人気を物語っていた。「RYO NISHIKIDO Fan Club Tour 2023 “Untitled”」は、ファンにとっても特別な一夜となり、錦戸亮の新たな一歩を感じさせてくれるライブだった。「39歳も頑張っていきたい」という彼の言葉に、今後の期待が膨らむ。

Photo Credit: [田中聖太郎]




Comments

To post a comment, you must register and login.



Videos