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特集: 'I am Loki'【トム・ヒドルストン】東京コミコン 2023 セレブ・ステージ

"私はロキの様に孤独ではなかった"ロバート・ダウニー・Jr.ら共演者の名を挙げる

By: Dec. 20, 2023
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トム・ヒドルストンマーベル・シネマティック・ユニバースのロキ役で知られ、ゴールデン・グローブ賞など数々の賞を受賞してきた実力派俳優。主な代表作は映画『アベンジャーズ』シリーズ、『キングコング:髑髏島の巨神』ドラマ『ロキ』『ナイト・マネジャー』など。2023年12月8日から3日間、幕張メッセで開催された『東京コミコン 2023』の為に来日した。『東京コミコン』は海外の有名俳優とのコミュニケーション、映画で使用された小道具の展示などを設けているポップ・カルチャーの祭典。こちらでは当イベント内でヒドルストン氏が登壇したトークショーの様子をお届けする。

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観客の呼びかけに、笑顔で手を挙げ登場するヒドルストン氏。丁寧に一礼すると、客席全体を微笑みながら見渡し手を振った。更には指ハートも披露し会場は大興奮。MCが「2018年以来、また戻って来てくれて嬉しい。」と伝えると、「”ロキが’ありがとう’と言っています。”」と日本語で感謝の言葉を贈った。

ファンからの質問コーナーでは「ロキの角を初めて被った時の気持ちは?」と聞かれ、「『これからやるぞ!』という素晴らしい気持ちでした。始めはヘルメット型で、耳が被さってしまって何も聞こえなかったです(笑)。」と微笑んだ。

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ロキポーズを披露するヒドルストン氏

また、MCから皆んなで”ロキポーズ”をやりたいとヒドルストン氏に提案すると、「もちろん!」と立ち上がりポーズを決め、おどけ顔。少し照れながらも「”ありがとうございます。”」と客席に伝えた。

角の話に戻り、「最近のはヘルメット型ではないが?」と尋ねると、「ロキは王子として生まれ、オーディンには『お前は王になる為に生まれてきたんだ』と告げられていました。『ロキ シーズン2』で冠を被るが、まさに孤独な王として彼の運命を象徴している様に感じる。非常に気高いとも思っている。」と答えた。

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「ロキとの出会いはヒドルストン氏の人生を変えたと思っている。何故ロキはここまで愛されると思うか。」に対しては、「ロキが私の人生を変えたのは事実。自分の人生で成し遂げたことの中でも大きな事の一つです。何よりも、ファンの皆んながいないと私はここに座ってない。あなた方が彼にずっと興味を持ち続けてくれているからです。とても感謝しています。キャラクターとしては神ではあるけど非常に人間味がある。彼は複雑で、悪戯好きで、脆くて、魅力的で、色んな面を持っています。それがとても内面的に人間らしい。」と伝えた。

また、『ロキ シーズン2』のラストシーンを演じた際の心情を聞かれると、「非常に感動的でした。ロキの最後のセリフは『”I know what I want. I know what kind of god I need to be… for you. For all of us.”(もう分かってる。どんな神になるべきなのか…お前達のために。我々のために。)』でした。『”For you. For all of us.”』は『マイティー・ソー』でロキが最後に言ったセリフ。今回は全く違う意味になっています。最後のシーンでは、14年間共に歩んできた俳優、監督、スタッフ、皆んなのことを思い描きながら演りました。彼らと過ごす時間は、私にとってそれだけ意味のあるものでした。」と、ロバート・ダウニー・Jr.など、これまでの共演者の名前を並べた。「ロキは孤独だったかも知れませんが、私は決して孤独ではありませんでした。」と続け、会場からは拍手が沸いた。

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ベネディクト・カンバーバッチ氏との交友についての質問には、「彼とは2010年製作の映画『戦火の馬』で出会いました。一緒に乗馬を学んで、落馬も沢山しました(笑)。それですぐに仲良くなれました。それ以来の友人で、ここで会えて嬉しいです。最近会えていなかったので近況を話したり、寿司を食べました。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で共演出来て楽しかったです。」と語った。また、好きな寿司ネタを聞かれると、「今日はマグロ、サーモン、ハマチを頂きました。ワサビも好きです。」と答え、「ロキ カラーですね(笑)。」とツッコミが入り、「そうですね!緑で!ロキの変異体かも知れないですね(笑)。」と、その日一番の笑顔を見せた。

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ロキのお気に入りの台詞を披露して欲しいと言うリクエストには、「始めに思いつくのは、『”I am Loki, of Asgard, and I am burden with glorious purpose.(私はアスガルドのロキ。名誉ある目的を担っている。)』。あとはシーズン1でシルヴィが『ロキらしさって何?』と言うのに対し、『”Independent, authority, style.(独立心や権威そしてスタイルだ。)』。でもお気に入りは『”I know what I want. I know what kind of god I need to be… for you. For all of us.”』です。もう一つ映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の最後にソーが『いたらハグしてる』と言ってロキが、『”I’m here.”(いるよ。)』と言うやつです。」と生名台詞4連発の大サービスに、会場からは大きな拍手と歓声が飛び交った。

そしてコスプレイヤーのギャザリングコーナーが始まり、マーベルコミックス編集長のC.B.セブルスキー氏も参戦。登壇したステージ一いっぱいのマーベル・コスプレイヤーたちを、ヒドルストン氏と共にハイタッチで出迎えた。レイヤーの中にいたロキの変異体のワニのぬいぐるみを、ヒドルストン氏が嬉しそうに掲げる場面も。ヒドルストン氏は集まったレイヤーに対し、「素晴らしいです。大勢のファンにお会いしましたが、言葉が本当に暖かく思いやりがあって感激しています。本当に有り難いです。私が作ったキャラクターが皆さんの心に残っているというのは、私にとってすごく大きな意味がある。」と歓喜をあげた。

ここで登壇者とファンへのプレゼントとし、マーベルから過去の作品のハイライトを集めた映像が贈られ、ヒドルストン氏はステージを後にした。

引き続きセブルスキー氏がレイヤーの質問に答えるコーナーでは、「どのマルチバースに行きたいか?」と問われ、「新しいのを作ってみたい。マーベルと漫画のキャラクターのもの。でも選ばないといけないなら、X-MENが好きなのでそれかな。」と回答した。

ヒドルストン氏の謙虚さやファンに対する感謝の姿勢が肌で感じられ、世界中でこれほどの人気を誇るのも納得出来るステージとなった。『ロキ シーズン2』最終回直後の今回のイベント。主役を演じる海外スターご本人による名台詞の生披露を聞けるのは、コミコンならでは。

【【マーベルファン必見!ロングver.レポート】】

「トム・ヒドルストン!」の観客の呼びかけに、笑顔で手を挙げ登場。丁寧に一礼すると、客席全体を微笑みながら見渡し手を振った。更には指ハートも披露し会場は大興奮。MCが「2018年のコミコンで『また戻って来たい』と言っていたことが叶って嬉しい」と伝えると、「”ロキが’ありがとう’と言っています”」と日本語で感謝の言葉を贈った。

ファンからの質問コーナーでは「ロキの角を初めて被った時の気持ちは?」と聞かれ、「最初は2009年の14年前でとても素敵な印象でした。2次元だったコミックのものを3次元にし、冠の様なものでもあったし、『これからやるぞ!』という素晴らしい気持ちでした。始めはヘルメット型で、耳が被さってしまって何も聞こえなかったです(笑)。」と微笑んだ。

また、MCから皆んなで”ロキポーズ”をやりたいとヒドルストン氏に提案すると、「もちろん!」と立ち上がりポーズを決め、おどけ顔。少し照れながらも拍手で「”ありがとうございます”」と客席に伝えた。

ロキの角の話に戻り、「最近のはヘルメット型ではないが?」と尋ねると、「どちらかと言うと本物の冠の様で、興味深いのはロキは王子として生まれ、オーディンには『お前は王になる為に生まれてきたんだ』と告げられていました。『ロキ シーズン2』で冠を被るが、まさに孤独な王として彼の運命を象徴している様に感じる。非常に気高いとも思っている。」と答えた。

「ロキとの出会いはヒドルストン氏の人生を変えたと思っている。何故ロキはここまで愛されると思うか。」に対しては、「ロキが私の人生を変えたのは事実です。個人的にも自分の人生で成し遂げたことの中でも大きな事の一つです。何よりも、あなた方(観客を指して)がいないと私はここに座ってないでしょう。このキャラクターを長く演じてこられたのは、あなた方が彼にずっと興味を持ち続けてくれているからです。だからとても感謝しています。キャラクターとしては神ではあるけど非常に人間味がある。彼は複雑で、悪戯好きで、脆くて、魅力的で、色んな面を持っています。それがとても内面的に人間らしいです。」と伝えた。

また、「『ロキ シーズン2』のラストが素晴らしかった」とMCがオーディエンスに共感を求めると拍手が湧き起こり、胸に手を当てたヒドルストン氏は「Thank you」と繰り返した。そのラストのシーンを演じた際の心情を聞かれると、「私にとっては非常に感動的でした。ご存知の通りロキの最後のセリフは『”I know what I want. I know what kind of god I need to be… for you. For all of us.”(もう分かってる。どんな神になるべきなのか…お前達のために。我々のために。)』でした。また、『”For you. For all of us.”』は『マイティー・ソー』でロキが最後に言ったセリフでした。今回は全く違う意味になっています。最後のシーンを演っている時、14年間この役を演じるに当たって共に歩んできた俳優、監督、スタッフ、皆んなのことを思い描きながら演りました。どの作品も半年から8ヶ月、1年半の時もあったり…彼らと過ごす時間は私にとってそれだけ意味のあるものでした。」と、ロバート・ダウニー・Jr.やクリス・エヴァンスなど、これまでの共演者の名前を並べた。「ロキは孤独だったかも知れませんが、私は決して孤独ではありませんでした。」と続け、会場からは拍手が沸いた。

MCが「ロキ役がヒドルストン氏でなければロキは単なるヴィランで、これほど続かなかったのでは?」と観客に投げると再び拍手が湧き、ヒドルストン氏は「素敵なコメントをありがとう」とMCと握手を交わす場面も。

「ベネディクト・カンバーバッチ氏と仲が良いと聞いたが、コミコンについて話はしたか」の問いには、「そうですね。彼とは2010年夏に製作した映画『戦火の馬』で出会いました。一緒に騎士の様に乗馬する方法を学んで、落馬も沢山しました(笑)。それで割とすぐに仲良くなれました。それ以来の友人で、ここで会えて嬉しいです。実は最近彼が他の仕事が忙しくて、会えていなかったんです。なので近況を報告し合ったり、ランチして寿司を食べました。2016年頃に『マイティ・ソー バトルロイヤル』、ロキがドクター・ストレンジに出会う作品で共演出来て楽しかったです。短いシーンで、悲しいことにロキが負けるところです。30分間落ちる続けるやつですね(笑)。」と語った。また、好きな寿司ネタを聞かれると、「今日のランチではマグロ、サーモン、ハマチを頂きました。ワサビも好きです。」と答え、「ロキ カラーですね(笑)。」とツッコミが入り、「そうですね!緑で!ロキの変異体かも知れないですね(笑)。」と、その日一番の笑顔を見せた。

ロキのお気に入りの台詞を披露して欲しいと言うリクエストには、

「いくつかあります。始めに思いつくのは、『”I am Loki, of Asgard, and I am burden with glorious purpose.(私はアスガルドのロキ。名誉ある目的を担っている。)』。あとはシーズン1でシルヴィが『ロキらしさって何?』と言うのに対し、『”Independent, authority, style.(独立心や権威そしてスタイルだ)』。でもお気に入りは『”I know what I want. I know what kind of god I need to be… for you. For all of us.”』です。もう一つ映画で、今日ここで他の人が話しているのを聞いて良いなと思ったのが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の最後にソーが『いたらハグしてる』と言ってロキが、『”I’m here.”(いるよ。)』と言うやつです。」と生名台詞4連発の大サービスに、会場からは大きな拍手と歓声が飛び交った。

そしてコスプレイヤーのギャザリングコーナーが始まり、マーベルコミックス編集長のC.B.セブルスキー氏も参戦。ヒドルストン氏と硬い握手を交わし、登壇したステージ一いっぱいのマーベル・コスプレイヤーたちを、共にハイタッチで出迎えた。レイヤーの中にいたロキの変異体のワニのぬいぐるみを、ヒドルストン氏が嬉しそうに掲げる場面も。フォトセッションが終わると、ヒドルストン氏は「(レイヤーの)皆さん素晴らしいです。既に大勢のファンの方々にお会いしましたが、かけて下さる言葉が本当に暖かく思いやりがあって感激しています。本当に有り難いです。ありがとうございます。私が作ったキャラクターが皆さんの心に残っているというのは、私にとってすごく大きな意味があり嬉しいです。」と歓喜をあげた。

ここで登壇者とファンへのプレゼントとし、マーベルから過去の作品のハイライトを集めた映像が贈られた。ロキが映ると客席からは「フー!!」と大歓声。ファンの花道を通ったヒドルストン氏はステージを後にした。

引き続きセブルスキー氏がレイヤーの質問に答えるコーナーでは、「どのマルチバースに行きたいか?」と問われ、「沢山あるけど、新しいのを作ってみたい。マーベルと漫画のキャラクターのもの。エヴァンゲリオンに、ガンダムに…かっこいいマルチバースじゃない?でも選ばないといけないなら、X-MENが好きなのでそれかな。」と回答した。

ヒドルストン氏の謙虚さやファンに対する感謝の姿勢が肌で感じられ、世界中でこれほどの人気を誇るのも納得出来るステージとなった『ロキ シーズン2』最終回直後の今回のイベント。主役を演じる海外スターご本人による名台詞の生披露を聞けるのは、コミコンならでは。

Photo Credit: [Ⓒ2023 Tokyo comic con All rights reserved./ Ayaka Ozaki]

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