マシュー・モリソン:カリフォルニア州出身。ニューヨーク大学で演劇、歌唱とダンスを学び、『フットルース』でブロードウェイデビュー。『ヘアスプレー』でブレイクを果たし、『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』でトニー賞にノミネート。トニー賞を受賞した『南太平洋』では主演を務めた。ウィル役を演じ世界中で人気を博した人気ドラマ『glee/グリー』は、ゴールデングローブ賞を受賞。ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』ではジェームズ役を務め、映画『恋愛だけじゃダメかしら?』への出演やドラマ『グッド・ワイフ』、『グレイズ・アナトミー』でのゲスト出演など、舞台、映画、テレビと幅広く活躍している。
マシューさんが今回日本でシカゴデビューをされるということで、今の気持ちを教えてください。
とても特別な体験をしていると思っています。本当に大好きなショーの中で演じるということをとても嬉しく思っております。
私は日本の人々や日本の大ファンなんです。これまでにコンサートでは度々日本にお邪魔していますが、それは全てマシュー・モリソンとしてでした。今回はミュージカルなのでキャラクターを演じることが出来ます。それがシカゴであるということが本当に夢のようです。
シカゴはマシューさんにとってどんな作品でしょうか?
自分の中のアイドルでもある錚々たるメンバーが出演なさっている作品で、レガシー以外の何物でもないです。ミュージカルの中の黄金の作品の一員として出られて、伝説の一部になれることをとても嬉しく思っています。
マシューさんにとってもそんな特別な作品に実際に参加されてみて、今の気持ちに何か変化はありましたか?
本当に素晴らしい体験をしています。皆さんに大歓迎して頂いている。このカンパニーの皆様にはとても感謝しております。
シカゴ出演経験がある方たちの中で私は初めてですが、ファミリーの一員としていられることを誇りに思いますし、とてもワクワクしております。やっとお客さんの前で作品を披露出来ることも楽しみにしています。
出演者の中でマシューさんだけがシカゴ未経験ということでしたが、リハーサルの中で何が一番大変でしたか?
この役を演じるにあたってダンスはそんなにメインではないという話が最初あったんですが、お稽古を重ね、自分はダンスがとっても大好きなので、どれだけダンスを入れられるかとキャラクターの中で考えました。作品の中でダンスを持ち込みつつ、作品を崩さないようにということには心を注ぎました。
ただこの作品は歌も台本も本当にピカイチだと思いますので、大変ということではなかったです。
ここは大阪ですが、大阪の滞在中に何か楽しみにしていくことはありますか?
食べ尽くしたいです。大阪は本当に素敵な場所ですし、大阪だけではなく周りのいろんな都心も街歩きをしてみたいと思っています。ただ、作品第一ですのであんまり観光ばかりせず作品メインで頑張っていきます。
逆に質問です。たった一つ大阪で何かをやるとしたら何ですか?
たこ焼きを食べます。
なるほど、いいですね!
たくさんのファンの方がマシューさんが演じるビリーを楽しみにしています。お客さんにメッセージを一言お願いします。
正直なところ、この役でこの作品に出るということはブロードウェイや、他の場所で出演させて頂くことが機会としてはあると思うんですけれど、日本で演じるというご縁をとても大切にしたかったので、今回お声がかかった時にはもう飛びつく思いでした。
日本という国は本当に自分にとっては近い存在で、長年支えて頂いている場所ですので、ここでこの役を演じられるということはとても嬉しいです。
Photo Credit :[Ayaka Ozaki]
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